商品番号:1525104
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
郷土の気候風土と人情に深く根ざし、
永い歳月と営々として伝承された加賀友禅の技法を用い、
常に着る人の優雅さを追求する前向きの姿勢と情熱で、
花鳥山水の図柄に心を込め命を吹き込み続ける…。
数々の作家さんがいらっしゃいます加賀友禅においても特に巨匠。
刺繍や金彩を一切用いることなく、
ただひたすら純粋に染めの美を追求してまいりました。
加賀友禅作家【 宮野勇造 】氏による
本加賀友禅の九寸名古屋帯をご紹介致します。
様々な題材から独自の感性で幅広い図案を描き出す多様性…。
新しい図案にかける、柔軟で真摯な姿勢。
氏の作品には、それらが見事に表現されています。
日本人の心に響き、優しく感性をくすぐる一品。
さらりとさりげなく、着こなしていただきやすく
お召しになられたときの着姿の美しさで、本加賀に勝るものはございません。
一つの美術品としても見劣りしない作品でございます。
この一期一会の出会いを、どうかお見逃しのなきようお願い致します。
【 お色柄 】
銘[ 鳥だすき ]
地は日本の絹・ちりめん地の「爽颯」を用いました
海緑へと染め成され、滝のような地紋を浮かべて。
ここまで不規則な地紋ですと
お太鼓の意匠を染め上げるのも大変となりますが…。
氏の洗練された筆使いにより
幽玄な鳥襷模様が描きだされました。
上品に醸し出される計算されつくした柄付け、
女性が女性であることの楽しみを実感できる仕上がりは、
さすが名匠のなせる技です。
その場に流れる空気さえも清浄して清々しく。
耽美な印象を持ちながらも添えられた趣味性の高い意匠の美。
言葉では言い伝えられない程、現品はさらにステキです。
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 9月上旬~10月上旬・5月上旬~6月下旬の単衣頃
真冬を除く袷の季節にも
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています