商品番号:1523708
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
京都、洛北鷹ヶ峰、名門しょうざんより、
サラリと光沢のある野蚕糸紬地に味わい深いお柄を染めた
特選洒落袋帯のご紹介です。
しょうざんらしい洒落たデザインのお品で、
洒落訪問着や小紋、織のお着物などの
カジュアルスタイルとのコーディネートで
重宝していただける事でしょう。
【色・柄】
タテ・ヨコに節の風合いが豊かに浮かび
絹糸本来の光沢感を備えた野蚕糸紬の帯地。
地色はナチュラルな白茶色を基調として、
お太鼓や前柄には縫い締め絞りで扇面や菱の構図を染め分け、
その染め分けた構図に合わせて、カチン染めによる辻ヶ花模様を加えました。
立体的な絞り染めの風合いと、繊細なカチン染の両方をご堪能頂ける
上質のカジュアル袋帯です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【カチン染について】
「かちん」とは「墨」のこと。
墨を用いた線描き技法で桃山時代に確率したとされる。
木賊を何本か束ねて焼き、炭にしたものを
カチン棒と言い、カチン棒を水に溶いた染料で
染めた物が本来のカチン染である。
現在は木賊を用いた原料の製作技法が途絶えた為、
代替品として墨が用いられている。
筆で手描きをするカチン描き(訪問着や染帯が主流)と
型紙を用いて刷毛ですり染めを行うカチン刷り
(小紋などに多い)がある。
中世にはカチンと言う響きに縁起の良さを感じ
多くの戦国武将達がカチンの着物を勝負服として
愛用したと言われている。
残念ながら江戸時代中期に友禅染が誕生すると
段々と衰退した。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
絹100%
長さ約4.4m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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