商品番号:1523379
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
しっとりと…大人な色彩。
染織の名門「しょうざん」の一珍染を施した
生紬袋帯をご紹介いたします。
節感のある生地を染めた帯ですので、
合わせるお着物には全国のあらゆる紬はもちろん、
木綿や自然布のお着物など…
味わい深い染の表情と風情あふれる意匠性を
どうぞその着姿でご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
しょうざんといえば『しょうざん生紬』。
こだわりの素材に、こだわりの一珍染めを施した、
贅沢すぎるとも言える最高級のオシャレ帯です。
織糸へのこだわりは、さすがしょうざんと呼べるもの。
上州赤城山麓で新芽の桑の葉を食べて育った春蚕(はるご)の玉繭を、
座繰りで手引して製糸した、弾力のある素朴な玉糸を使用しております。
ややハリのあるざらりとした手触り、でも結び心地は本当にしなやか…
単衣の時期にもおすすめできる生地風となっております。
節のある経緯糸がきちんと緻密に織り込まれ、
全体にざっくりとした、しなやかな風合いが浮かび上がります。
地色はこっくりとした深紫色を基調として、
意匠には一珍染によって野薊の意匠を表しました。
地の風合いと相まって、なんとも趣きある仕上がり。
自然から生まれた美しい彩りと素材感の調和。
大人の女性におすすめしたい、洒落味たっぷりのハイセンスなお品です。
一味違う、個性溢れるお着物をお探しの方に自信をもっておすすめ致します。
ぜひこの機会にご検討いただければと存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【一珍染について】
桃山時代に生まれた染色技法。
一珍とは防染糊のことで、小麦粉と石灰を糊状にした一珍糊を
先金を付けた筒紙に詰めそのまま生地に筒描きし染め、
乾いたのち生地を斜めに引っ張り、糊を浮かし剥がして染める技法です。
引っ張った際に干割れのような隙間ができ、
それによって生まれる線の太細、強弱などの素朴な味わいと力強さが魅力です。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、お食事、お稽古、観劇、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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