商品番号:1521911
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
絵画のような芸術的、色彩美…
他の機屋とは一線を画した独自の美の感性…
数々の名品を生み出している西陣の名門機屋『白綾苑大庭』
独自の色彩センス、意匠構成、そして織り味。
唯一無二の逸品ばかりを創作されている織匠のお品のご紹介です。
大庭さんならではの色彩センスにこの構図の存在感、唯一無二の一条。
歴史に裏打ちされた、確かな感性を。
ファンの方はお見逃しなくお願い致します!
【 お色柄 】
銘「 百露段文 」
打ち込みしっかりとした帯地。
程よいハリ感としなやかな生地は大変結びやすく
地色には柔らかな生成り色を基調にしました。
地色に映える藍色を中心としたお柄は
花や波などエキゾチックな印象の意匠が
段模様にて織り表された上品な表情に…
実に大庭らしい感性に…
圧倒的ハイセンスな表情が現代のきものスタイルに見事に調和します。
金糸のあしらいはアクセントにごくわずか。
あくまでさりげない華やぎを添えるのみ。
インパクトのあるお柄でありながら、完璧なコントラストで
華美すぎず、あくまでも上品な着姿を演出いたします。
歴史に裏打ちされた、確かな感性を…
この機会にぜひご検討下さいませ。
【 白綾苑大庭について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.840
1951年(昭和26年)創業
創業者:初代・大庭清三郎(大庭機業店)
大庭独自の撚糸法で製糸した諸糸、葛籠糸を使用、
見る人の目を引く大胆な図案や配色が特徴的。
表地、裏地共に同じ地合で同じ職人が
同じ機で製織している。
タレ先、または裏地に鳳凰印(鳥マーク)が
織りだされている。鳳凰印は創業当初から使用している
商標登録で、初代・清三郎が目指した華麗で
雅な織物を鳳凰に見立て作成された。
【 沿 革 】
戦前初代・大庭清三郎が他同人と共に織物製造
同人「白綾苑」を発足。
1951年 前身「大庭機業店」を創業
1972年 株式会社に法人化「白綾苑大庭」へ名称変更
1980年 織物研究室「テキスタイルハウス・オオバ」設立
2015年 大庭健嗣 代表取締役社長就任
2017年 大庭健嗣伝統工芸士認定
経済産業大臣指定伝統的工芸品
西陣織製織部門
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No840 白綾苑大庭謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 小紋、御召、織の着物など
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