商品番号:1501723
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
かの【 青山みとも 】による別注品で、
【 白綾苑大庭 】とのコラボレーションによるお品。
はっきりとした彩りで個性あふれるお柄が
織りだされており、訪問着や付下、色無地、
江戸小紋などにあわせて印象的な帯姿を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
しっかりとハリのある地風の木枯茶色地をベースに、
金糸に京紫、エメラルド、濃浅葱、赤紫などの彩りの
絵緯糸使いで、小鳥や菱花、網代などを込めた市松が
バランスよく織り出されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございますが、結んだ際に
気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 青山みともについて 】
創業1949年、設立1979年(昭和54年)の老舗ブランド
全国の産地や工房に足を運び、染色家や職人と共に
ものづくりを続けていた。
国画会、日本工芸会の会員など全国各地の染色工芸作家や、
日本の北から南までの紬や木綿を展開、また若者が
手に取りやすい価格やデザインのオリジナルの作品を発信。
幅広い年齢層のファンの心をつかみ、人気を博していたが、
2012年8月に惜しまれつつも閉店。
看板品として長期間の年月をかけ商品化を実現した
貝紫染を使用した『幻の貝紫』シリーズがある。
【 白綾苑大庭について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.840
1951年(昭和26年)創業
創業者:初代・大庭清三郎(大庭機業店)
大庭独自の撚糸法で製糸した諸糸、葛籠糸を使用、
見る人の目を引く大胆な図案や配色が特徴的。
表地、裏地共に同じ地合で同じ職人が
同じ機で製織している。
タレ先、または裏地に鳳凰印(鳥マーク)が
織りだされている。鳳凰印は創業当初から使用している
商標登録で、初代・清三郎が目指した華麗で
雅な織物を鳳凰に見立て作成された。
【 沿 革 】
戦前初代・大庭清三郎が他同人と共に織物製造
同人「白綾苑」を発足。
1951年 前身「大庭機業店」を創業
1972年 株式会社に法人化「白綾苑大庭」へ名称変更
1980年 織物研究室「テキスタイルハウス・オオバ」設立
2015年 大庭健嗣 代表取締役社長就任
2017年 大庭健嗣伝統工芸士認定
経済産業大臣指定伝統的工芸品
西陣織製織部門
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、ホテルランチ など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、お召 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています