商品番号:1521683
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
機械織にはない手織りのぬくもり、しなやかさ、ハリ…
伝統工芸士・宮本紳維知氏が、
心を込めて織り上げた特選品をご紹介致します。
定番の献上柄を唐草にアレンジした匠の技と感性の光る名逸品。
どうぞこの機会、お見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
室町時代末頃に確立したといわれている博多織。
江戸時代に、福岡黒田藩より徳川将軍家に献上されたことからその名で親しまれ…
特徴的なのは、独鈷と華皿の織り意匠。
献上品として確かな品質が守られた由緒正しい帯でございます。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音、そして締め心地の良さ。
高い密度の何千本もの経糸と、細い糸をよりあわせてつくる太い緯糸に、
丹念に織り上げた畝のある仕上がりは、確かな帯姿を約束してくれます。
今回のお品は独鈷献上のお柄と唐草アレンジを加えた
創作性あふれる一品でございます。
またもう片面には伝統の独鈷と華皿を織りなして。
非常に美しい、見事な手仕事に惚れ惚れすることしかできません…
全通に渡った心血こもった一条。
ぜひお手元にてご覧くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約4.45m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
ますいわ屋扱い品
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆合わせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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