商品番号:1503383
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【 仕入れ担当 田渕より 】
巨匠 山鹿清華。
その後の染織の世界に大きな影響を与え、
数々の功績を残された山鹿清華氏の逸品です。
独創的なデザインと個性的な色使い。
なかでも秀逸なデザインのお品かと存じます。
通の方はどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
しなやかなつづれ織りならではの帯地は黒色を基調に繊細な金糸を通して…
地風はしっかりと打ち込まれているのに大変しなやかで、
見た目にはもちろんその手触りからも高級感を感じさせてくれます。
お太鼓には鮮やかな色彩で孔雀と草花があらわされました。
一瞬で虜にされる美しい羽根、対して穏やかな彩りの花意匠は
孔雀の存在感を引き立てて…
金糸をほのかに使用し、眼前に迫りくるような立体感をもって織り上げられました。
言葉語らずともその素晴らしさはお伝えさせていただけることでしょう。
大変希少な作品でございますので、
お目に留まりましたらどうぞ、この機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 山鹿清華について 】
1885-1981 大正-昭和時代の染織家。
人間国宝に認定された作家は過去に30名以上を数えますが、
日本芸術院作家に認定された作家は山鹿清華氏1名だけであり、
まさに歴史に刻まれる芸術家の一人。
明治18年3月12日生まれ。
西田竹雪に織物図案、河辺華挙に日本画、神坂雪佳に図案を学ぶ。
手織綴錦(つづれにしき)を研究制作し、昭和27年手織錦「無心壁掛」で芸術院賞。
32年芸術院会員。
44年文化功労者。昭和56年6月26日死去。96歳。
【 略年譜 】
1900年より西田竹雪、1902年神坂雪佳に師事。
1919年 新工芸院設立、彩工会を創立する。
1925年 パリ万国工芸博大賞受賞。
1932年 帝展審査員。
1943年 文展審査員。
1946年 京都工芸美術作家協会理事長。
1950年 日展運営会参事。
1952年 日本芸術院賞受賞。
1957年 日本芸術院会員、日展運営会理事。
1958年 日展常務理事。
1965年 勲三等瑞宝章受章。手織錦を創案し、織物に立体的表現を取り入れた。
1969年 日展顧問、文化功労者。
1974年 勲二等瑞宝章受章。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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