商品番号:1521214
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
独自の織り味に色使い。
西陣逸品帯ブランド、『白綾苑大庭』。
これまで袋帯は幾度も扱って参りましたが、
今回ご紹介するの九寸帯でございます!
機の減少により製織数の減反が顕著な九寸帯。
また本品は流通経路も限られており、今回は偶然の出会いでございました。
味わいある洒落味に品格を添えて…
歴史に裏打ちされた、確かな感性を。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
銘「 ペルシャ獅子丸紋 」
やや地厚で密な織味の紬地。
地色はシックな黒色に織りなして
光の加減で浮き上がる織…
ふわりとした緯糸使いで織りなされた意匠は、
これぞ大庭ならではの美のセンス。
眼前に迫って感じられる、それでいて決して
悪目立ちしない色彩の妙はさすがです。
一つ一つのお色のセンス…
存在感をたっぷり醸し出しながら、
それでいて派手になりすぎない色彩の優はさすがです。
お手元にてご堪能いただけたらと思います。
【 白綾苑大庭について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.840
1951年(昭和26年)創業
創業者:初代・大庭清三郎(大庭機業店)
大庭独自の撚糸法で製糸した諸糸、葛籠糸を使用、
見る人の目を引く大胆な図案や配色が特徴的。
表地、裏地共に同じ地合で同じ職人が
同じ機で製織している。
タレ先、または裏地に鳳凰印(鳥マーク)が
織りだされている。鳳凰印は創業当初から使用している
商標登録で、初代・清三郎が目指した華麗で
雅な織物を鳳凰に見立て作成された。
【 沿 革 】
戦前初代・大庭清三郎が他同人と共に織物製造
同人「白綾苑」を発足。
1951年 前身「大庭機業店」を創業
1972年 株式会社に法人化「白綾苑大庭」へ名称変更
1980年 織物研究室「テキスタイルハウス・オオバ」設立
2015年 大庭健嗣 代表取締役社長就任
2017年 大庭健嗣伝統工芸士認定
経済産業大臣指定伝統的工芸品
西陣織製織部門
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No840 白綾苑大庭
おすすめの帯芯:綿芯「松」
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 小紋、織りの着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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