商品番号:1520924
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
漂う洗練、良きもののオーラ…
本当に良いものを、こだわりのお柄で…
そう思われておられる方に自信をもっておすすめする、
東京友禅作家、『安達雅一』氏の塩瀬九寸帯をご紹介いたします。
東京手描友禅作家の中でも、まず第一に名の挙がる『安達雅一』氏。
作家として素晴らしい作品を多く創作されていらっしゃいます。
200年にわたる東京友禅の歴史において、代々残された功績は数知れず、
「うつし糊絵」などの常識にとらわれない新たな技法の確立など、
興りから現在に至るまで、東京友禅を牽引し続けておられます。
また、都伝統工芸士や日工会々員、東京都工芸染色組合理事長を努められるなど、
歩まれてきたその歴史には、多大なる功績がございます。
手仕事ならではの優しい質感、表情…
思わず見惚れてしまうほどの美しさで
自然界の尊い一瞬を絹のキャンバスにしたためた一条を
どうぞお見逃しございませんようお願いいたします。
【 お色柄 】
程よく厚みがあり、ピンと張った白生地には五泉小熊の塩瀬地を使用。
その地を淡い白藍色に染めなし、意匠には高雅な金彩を用いて
遠山に松や梅、楓などの四季の草花を込めて描き出しました。
ほどこし品よく華やかな演出に…
一番美しい時期の姿が描かれた四季折々の木々には、
絶えず移り変わってゆく儚さを感じるほど…
一筆一筆に豊かな風合いを醸し出し、
やわらかなムードの中に洒落た印象を感じさせます。
作家ならではの感性が込められた仕上がりです。
匠の丁寧なものづくりの姿勢。
それがおのずと伝わるような仕上がりは必見です。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
白生地には新潟県五泉の塩瀬地を使用しております。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、カジュアルパーティー、趣味のお集まり、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています