【 仕入れ担当 田渕より 】
雪深い地、山形県置賜、紬の里より…
白鷹御召の織物で有名な【 白たか織 】より
なんと希少な綾織の夏紬着尺のご紹介です。
米琉上布と名付けられた、琉球の壁上布を思い起こさせる、
独特の透け感にシャリ感のあるお品。
白鷹の織物自体数少ないお品でございますが、
夏物は本当に希少。
お探しの方、お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
今回ご紹介いたしますのは、白鷹の綾織による夏紬。
おだやかな透け感を感じさせる黒地をベースに、
ごくごく細やかな市松の文様がすっきりと織り表されております。
流行りすたりもご年齢も選ばないデザインでございますので、
大変重宝して頂けることでしょう。
夏のカジュアル帯とのコーディネートで
きりりとしたカジュアルスタイルをお楽しみ下さいませ。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹100%
長さ約12.5m 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、コンサート、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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