商品番号:1512498
(税込)
【仕入担当 竹中より】
年々生産数が減り続けていると言われる、白鷹(しらたか)の織物。
その生産数ではもちろん生計を立てるのは難しいそう。
そのため、数少ないながらもこうした帯も織られているそうです。
だからといって多くは作らず、手は抜かない。
そうした真摯な姿勢が受け入れられているからこそ、
白鷹の織物が今日まで継承されているわけです。
特に帯は常に織られているものではございませんので、本当に稀少です。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として
仕入れました 締め跡もわずかなおおむね美品で
ございます
【お色柄】
当きもの市場でも滅多とご紹介の叶わない逸品。
一見すると、何の変哲もないような紬帯かと思われるかもしれませんが、
この価値をお分かりいただける、
おしゃれにこだわりをお持ちの通の方に愛でていただければ幸いです。
地風のしっかりとした、ざっくりとした濃藍の地に
よろけ縞をからめ緯糸にバナナの茎糸糸をあやなしながら
もじり織の技法にてボーダー文を全通にわたり織りだした逸品です。
シンプルながらその野趣ある仕上がりは飽きもこず
通の方にも重宝していただける仕上がりです
もちろん現品限りでございます。
どうぞお見逃しなきよう、お願いいたします。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
経 絹100% 緯 バナナ茎繊維 100%
パールトーン済
3.75m
伝統工芸士・佐藤新一
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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