商品番号:1512812
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
織の表情とその風合い。
自然な素材感に、確かな織の技術。
白たか織の有名織元である【 小松織物工房 】。
その小松織物工房・六代目【 小松寛幸 】氏による、
希少な『白たか上布』―
表情豊かな夏物紬着尺のご紹介です。
空蝉のように軽やかでさらりとした夏にぴったりの
素材感、特に流行り廃りない縞のデザインのお品。
帯合わせで印象の変わり、お召しいただきやすい
仕上がりですので、ご年齢も問わず盛夏のシーズンに
末永くお楽しみいただける一枚です。
【 お色柄 】
フシの凹凸をふくみながら、しゃりりとした地風に
織り上げられた透け感のある墨黒地に、オフホワイトの
糸で細い縞が一面に織りだされております。
【 小松織物工房について 】
明治13年創業
山形県白鷹町にある、国の伝統工芸品指定、
県の無形文化財指定を受けている
「置賜紬」のひとつ、白鷹紬の織元。
創業から6代に渡り、稀少な板締め技法の
伝統を守りながらお召や絣織物を製作している。
明治後半に足利の技術者から学んだ“板締め”の
技法を独自に導入し、精緻な絣模様を実現。
1929年に強撚糸を織り込んだ「白たかお召」を
誕生させた。
現在は小松寛幸が代表
【 置賜紬(白鷹織)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹:100%
長さ:約12.8m
内巾:約37.5cm(最長裄丈約71cm 袖巾肩巾35.5cm)
【 付属証紙 】
小松織物工房の証紙(生産工房の証紙)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアルむきのデザイン名古屋帯、上布、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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