商品番号:1507355
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
夏、涼感を感じさせる和姿。
匂やかな美匠を纏う楽しみを感じて…
京の染匠、『岡山工芸』より
正統派古典柄の本手加工付下げと
皆様ご存知の西陣の名門、『都(みやこ)』より
昨今かなり少ない手織り櫛織りの、
絽綴れ八寸名古屋帯を合わせてご紹介いたします。
軽やかに涼しげな夏の装いを…
暑い夏を涼やかに装う逸品を、どうぞごゆっくりとご覧下さいませ。
お目に留まりましたらこの機会にご検討頂けると幸いです。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
≪着物≫
程よい透け感が涼味を感じさせる絽地は厳選された絽地を使用。
その地をこっくりとした薄葡萄色に染め上げ、
その地に小葵の意匠を浮かべました。
ほんのり色づく気品あふれるその意匠は
女性の美しさをさらに引き立たせてくれることでしょう。
さりげない華やぎと女性らしいやわらぎを感じさせて。
品良くエレガントな佇まいは、暑い夏に涼やかな風情を演出してくれます。
≪帯≫
今回ご紹介のお品は、
贅沢にも絽綴れを地に用い、櫛織にて意匠が織り上げられた逸品です。
ハリのあるしっかりとした絽地は、
金糸がたっぷりと織り込まれた白。
お柄にはエレガントな華文の意匠が織り出されております。
金銀の箔糸が上品に輝き、華やぎあふれる表情。
繊細な素晴らしい仕事がなされたことが
一目みてお分かりいただけることでしょう。
名古屋帯ですが、綴れ地の帯はお柄次第では
フォーマルにも結んでいただけます。
【 櫛織(くしおり)について 】
織物は基本、経糸(たていと)をはって緯糸(よこいと)を往復させ、筬(おさ)で打ち込むことによって織り上げられていきます。
偏に『織り』と申しましてもさまざま。結城紬は筬の変わりに篦(へら)で打ち込み、櫛織は「筬」、「篦」の変わりに「櫛」を用いて、手で緯糸を打ち込んでいきます。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
絹100%
断ち切り身丈187cm 内巾37cm(最大裄丈70cm)
白生地には新潟県五泉市の特撰駒絽地を使用しております。
【帯】
絹92% ポリエステル・レーヨン(金属糸風)・指定外繊維(和紙・紙)8%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
手織:中国自社工房/意匠・彩色・仕立:日本 西陣都謹製
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。
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