商品番号:1503397
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
――日頃より京都きもの市場をご愛顧いただいている感謝の気持ちを
少しでも皆様にお伝えしたくお得な着物・帯のフォーマルセットをご用意いたしました!
さまざまな価格やお色柄でご用意いたしましたのでぜひごゆるりとご覧くださいませ――
四季の移ろいがある日本で生まれ、育まれてきた「きもの文化」
その歴史や感性を一枚の絹にあますことなく発揮した…
本当に素晴らしい、≪きもの≫という芸術作品。
一点の曇りもない完璧な仕事。
古典を貫きながらも現代のシーンに溶け合う着姿。
京都の染匠『石原工芸』の手仕事をたっぷりとご堪能いただける訪問着と
帯地の上で奏でられる、豊かな表情…
西陣の名門『高島織物』による西陣唐織袋帯を合わせてご紹介いたします。
古典の踏襲にとどまらず、今の世に通ずる洗練の美。
流行りすたり無く、飽きのこないコーディネート…
華美すぎず、品良く大人の色香を帯にてグッと惹き立てて、
フォーマルなお席に映えるような受け継がれる伝統セットでございます。
確かな染めに良き織り。
上質なフォーマルセットをお探しの方、必見でございます。
この機会をお見逃しなきよう、お願い致します。
【 お色柄 】
≪着物≫
さらりと肌触りの軽い丹後ちりめんの駒無地。
生地本来の光沢感を備えた、発色の良い上質絹布を
こっくりと深い黒色を基調に染めて。
お柄には、金屏風のような格子の中に、
四季の草花模様を描きました。
深い地色からキリリと映える色使いで描かれた意匠は、
大人の凛とした気品を演出しております。
丁寧に縁取られた金彩使いが
お着物全体を一層上品な印象に演出してくれます。
≪帯≫
さらりとしてしなやかな帯地は、スッキリとしたオフホワイト。
絹独特のやさしい光沢を浮かべるその帯地には、
富貴な唐織にたっぷりと金糸も加えて蜀江春秋華文を織り成しました。
ふっくらと立体的な織の風合いと、その彩色のセンスは
本物志向の方にもきっとご納得いただける仕上がりと存じます。
【 唐織について 】
唐織は、京都の西陣を代表する伝統的な絹織物で、
江戸時代の極めて装飾性の高い美術織物がその源流です。
装飾目的としては、舞楽の装束や神社の戸帳・神輿の飾裂などに用いられました。
帯地の上に、刺繍にも増してふっくらと絹糸が浮かび上がる
立体感が特徴です。
【 石原工芸について 】
あまり広く名前は知られておりませんが、
手仕事の確かな仕上がり、裏までしっかりと通る染め色などから
良き仕事をされていることはお分かり頂けることでしょう。
軽い型友禅などでは決して真似することのできない、
本物と認められるまさに正統派の美しい作品を生み出す染元さんです。
京都の大手問屋さんなどから、よく別誂の依頼などを受けていて、
フォーマル着物や染帯など幅広い作風で、問屋衆からも高い信頼を得ておられます。
【 高島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.353
大正4年(1915年)創業
古典美を基調にしながら、現代的な
感性を吹き込んだ「着る人を彩る」帯を
追求し、ものづくりを続けている。
ローマングラスの輝きを引箔で表現した
「青銅箔」のシリーズが有名。
【 沿革 】
1915年 初代・髙島茂七が京都・西陣にて織物業を始める
1940年 髙島茂七没
1948年 二代目・高島シズ子により西陣にて織物業を再開
1958年 髙島織物株式会社を設立
1966年 引箔の八寸を手掛け、製造販売開始
引箔袋帯の製造開始
1974年 業界に先駆けてデザイン室を開設
意匠、組織、素材の開発に尽力
1980年 新しい引箔の開発を目指し古代のガラス工芸
ローマングラスに着目、研究に着手
1982年 ローマングラスの神秘の輝きを引箔の技法を
駆使して再現した「青銅箔」を発表
帯のたかしまの代表的ブランドとして定着
1983年 引箔の表面加工に漆を使用した「本金彩漆箔」を発表
1984年 西陣の中でも振袖用袋帯に力を入れた
髙島織物が、全通袋帯「優」を発表
金箔、銀箔をレーザーで焼き付けたハイテク技術
「四次元箔」を発表
1985年 900 ジャガードを導入
1200 ジャガードを導入
細い緯糸を使った「繻珍織」を発表
1986年 従来の3~4倍の太さに裁断した引箔を用いた
創業70周年記念作品 「絢錦」 実用新案登録
1991年 「天象青銅箔」「螺鈿青銅箔」「福寿」等
意欲的に新商品の開発に取り組む
2000年 振袖用袋帯「花こよみ」を発表
2001年 振袖用袋帯「七彩織」を発表
2003年 振袖用袋帯「上品錦」を発表
2005年 振袖用袋帯「花ロマン」を発表
2015年 創業百周年を迎える
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
絹100%
たちきり身丈約189cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には丹後ちりめんの駒無地を使用しております。
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m (御仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.353 高島謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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