商品番号:1487634
(税込)
【仕入担当 竹中より】
お茶席やフォーマルシーンに!
富貴な意匠が織ちりばめられた
通好みの一条です
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりました。
中無地に締め跡がございますが
お太鼓などは ヨゴレや傷などのない
美品でございます。
【お色柄】
おもむきある錆ローズの錦の地。
そこに六通にわたり牡丹唐草の献上取が
織り出され 格子には道長に笹蔓や料紙紋
花鶏頭に鏡裏文など正倉院ゆかりの意匠が
地になじみ彩で織ちりばめられました
また本品は高級品のみに許される
表裏つぎめのない本袋で仕上げられています
お値打のこの機会にぜひ!
【 洛風林(らくふうりん)について 】
創業者である堀江武氏は1923年、当時西陣帯地界の
重鎮であった三宅清治郎の元で修行、独立後、
1954年屋号を「洛風林」 とし独自の作品作りを開始。
帯地の制作にあたっては自社で機は持たず、
洛風林同人と呼ばれる西陣等の機屋に製織を依頼する形で
帯づくりを行う。白洲正子や伊兵衛工房の高林淑子をも
魅了した、洛風林の独特の世界はこの多岐にわたる機屋や
作家に依頼することにより帯として完成されている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
■お仕立て上がり・中古品
絹100% 長さ約4.35m
耳の縫製:本袋
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 茶席 つきそい パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛けなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、お召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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