【 仕入れ担当 田渕より 】
四季の移ろいがある日本で生まれ、育まれてきた「きもの文化」。
その歴史や感性を一枚の絹にあますことなく発揮した…
本当に素晴らしい、≪きもの≫という芸術作品。
一点の曇りもない完璧な仕事。
『染の北川』といえば、あえて申し上げるまでもない京友禅の大家でございます。
その創造性、ものづくりは多岐に渡り、様々な作品を世に届けておられました。
残念ながら、職人さんの後継者不足などで現状のものづくりが続けられないと、
2017年に、廃業されてしまいました。
本作品は、京都・室町の呉服問屋さんの所蔵品から特別に仕入れて参りました。
制作されていた当時の価格を考えますと…
本当にお値打ちでご紹介が叶った希少品です。
更に色留袖となると本当にお品がございませんので…
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな生地は丹後の上質なちりめん地を厳選して。
その地をまろやかな洒落柿色を基調に染めなしました。
意匠には暈し染を施しつつ、格子に花意匠をあしらって。
しっかりとした染め通りはいうまでもございません。
正確な本糸目、手描きの筆のあしらい、
繊細かつ豪華な駒刺繍。
自然な落ち着き、自然は発色を宿す極上の絹布。
プロの目にはもちろんのこと…
おきものをご存知ない方にも、やはり本物はひと目で良きものとわかるものです。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
絹100%
たちきり身丈175cm 内巾35cm(裄丈最長約66cm)
白生地には特選丹後ちりめん地が使用されております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立てご希望の場合、
[ 比翼仕立て ]
解手のし6,050円+※胴裏7,260円~+比翼16,500円+抜き紋3つ19,800円(紋合わせ込)+お仕立代39,600円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、+42,900円(税込)で承ります。
[ 訪問着仕立て ]
解手のし6,050円+※胴裏7,260円~+抜き紋1つ又は縫い紋1つ11,800円~14,300円(紋合わせ込)+お仕立代33,000円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、+16,500円(税込)で承ります。
※お仕立て上がりまでの期間は、通常約50日です。
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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