商品番号:1545059
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
風合い豊かな絞り染を、
丁寧に夏生地に施した作品をご紹介いたします!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
手描友禅の緻密な仕事が施された絽地。
透け感がありつつも、しっかりとした厚み、
重みを感じる上質夏生地でございます。
その地をごくごく淡い水浅葱色に染め上げて…
帯地に爽やかに映える金魚や水草、小花などを
絞り染を駆使して
お太鼓柄にて浮かべました。
一つ一つ、ふっくらとした立体感とともに、
愛らしい表情を浮かべております。
絞り職人さんの技術、その美しさの詰まった
ハイクラス染め帯でございます。
染帯の中でも最高クラスのものとおわかりいただけるでしょう。
もちろん、すべて職人さんが手絞り染にて色を込めたお品ですので、
染め色はしっかりと裏まで通っています。
夏の色無地、小紋、紬、御召などと合わせて、カジュアルな装いの中にも
一際存在感ある涼やかな一品として。
一つ一つを大切に染め上げた一品です。
どうぞお見逃しなさいませんようお願いいたします。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.7m
柄付け:お太鼓
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前の単衣から盛夏にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、行楽、カジュアルなパーティー、お食事会など。
◆あわせる着物 夏の小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています