商品番号:1473893
(税込)
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※画像後半にコーディネートイメージを掲載させていただいております。ご参考にしていただければ幸いでございます。
【 仕入れ担当 中村より 】
美しき海。美しき風。
そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
本場南風原花織・ロートン織の手織り九寸名古屋帯のご紹介です!
中でも全通に渡ってロートン織の入ったハイクラス品でございます。
これからの季節に活躍してくれるシックなお色の一条。
大変お値打ちにご紹介させていただきますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
爽やかな藤の帯地は全通に渡って
ロートン織がほどこされて。
お太鼓・前柄は、
同色の濃淡で段暈しを表現しました。
単調にではない、色のリズムが感じられる仕上がり。
経糸を浮かして柄を表現するロートン織。
立体感のある地紋と品のある色合いが特徴です。
手織りのぬくもり溢れる素朴な印象を感じさせながら、
現代の街並みに馴染むセンスの良さがございます。
昔ながらの伝統表現を楽しむとともに時代にあった感性で着こなせる帯として、
ぜひお手に取っていただきたいお品です。
【 南風原花織について 】
職人さんの高齢化や後継者不足により希少になってゆく伝統織物。
それでも産地では少数ながらも、新しい織り手、染め人さんへと代替わりし、
新しい感性でモノづくりがされております。
南風原、読谷山、与那国など、沖縄各地に存在する花織。
各地で見出された素晴らしい染織文化は、
王府のある首里へと運び伝えられ、
土着の在郷らしい意匠から、王家や士族の着用にふさわしい、
より洗練された意匠へと進化していきました。
その中でも首里の王朝に近い南風原の土地。
一説では、首里近くの南風原で織りあげられたものこそが、
本当の王朝の着物であると言われることもございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄(全通にロートン入)
桃原厚吉作
沖縄県織物検査済之証、経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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