商品番号:1558709
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
熟練の匠が表現する独特の織…
上品な和姿を演出しながらも、個性をしっかりと感じさせる
逸品袋帯をご紹介いたします。
大事に1本1本織り上げられているこだわりの機屋、
織匠神宮司による通常あまり出回らないレアな逸品。
お目に留まりましたらぜひともご検討くださいませ。
【 お色柄 】
幾何学の地紋を多様に組み合わせた、煤竹色と墨色の地。
さらに、その地の上にふっくらと富貴な織で笹蔓の意匠があらわされております。
糸の動きを大切に、丁寧に丁寧に織り上げられております。
お柄にこれだけのボリュームをもたせ、さらに風合いは軽やか。
まるで手織りのような縫い分けされた風合いが極上の印象を感じさせてくれます。
さすが西陣の匠が織り成したひと品だと実感させてくれるひと品。
風雅に軽やかに素敵な帯姿を作り上げてくれます。
大事に1本1本丁寧に織り上げられているこだわりの機屋さんからのお品。
お値段以上に価値のある手間隙と吟味された素材で織り上げられた事は、
いうまでもありません。
【 織匠神宮司について 】
1994年創業
西陣織の手法で帯を手織で製織している。
京都で修行後、2006年に故郷である鹿児島県に
拠点を移動。鹿児島・南大隅の地でも西陣織を
続けられるよう、織機を解体して自宅横に工房を構え
手織の帯を織り続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、紋付色無地、付下げなど