商品番号:1553887
※本決算直前!
赤字覚悟の大ご奉仕価格でご紹介!
売り切れ続出ですので
気になる商品はお早めに!
年に一度のこの機会をお見逃しなく!!
【 仕入れ担当 渡辺より 】
作品が目に入った途端、思わず二度見しました…
一見して大島紬には思えず、染め物かと思いました。
しかし染め物にはない、織物ならではの表情と力強さを感じ、
よくよく見ると…なんと大島紬でした。
9マルキの作品ですが、
一般的な9マルキとは異なり地スリ総絣ゆえに、
比べ物にならないほどに繊細な表情となっております。
まるで12マルキのように染と見紛うほどの仕上がりに、
意匠センスも素晴らしく、
原図デザインコンテストで入賞された作品でございます。
民芸的な表情が多い大島紬ですが、
こちらは洋装のようなコーディネートもお楽しみいただけます。
デザインセンスと類まれなる技術が全て集約した最上級の大島紬。
次回のご紹介はお約束できませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
シャリ感ある大島独特の地風。
まろみのあるオフホワイトを基調として、
グレイッシュトーンの淡藤鼠色や老竹色、
潤朱(うるみしゅ:くすみのやや濁った朱色)色などの
優彩の絣糸を用いて伸びやかな唐草の意匠を織り上げました。
彩りは、多彩ながらも深く味わいある変化をみせて、しっとりとした印象に。
これが絣ものであることが信じられないほど繊細な全体の表現力は、
まさに、逸品大島紬ならではの醍醐味と言えましょう。
絣合わせも、本当に、ひとつひとつが美しく決まっております。
しっとりとした絹の光沢感に、シャッと肌をすりぬける独特の生地質。
上等の大島紬は、上質をまとう喜びを心に染み渡らせてくれるおきものです。
三代お召しいただける大島紬。
さらに、ここまでのお品でございます。
昔ながらのしっかりとした仕事、本当にヨキモノをお探しの方に…
自信と責任を持って、おすすめいたします。
≪総絣≫
大島紬は明治後期に永江伊栄温(いえおん)翁により締機が完成された。
締機(しめばた)によって造られる緻密な絣糸と無地糸を交互に織り込み、
十字絣を形成し柄出しを行うのが普通ですが、本品では、
柄を際立たせるため無地糸を用いず、全て絣糸だけで柄出しされております。
≪地スリ総絣≫
通常、有色大島では絣部分にあたる木綿糸で締められている部分に染色をすることでその豊かな表情を生み出している。
本品では、絣部分だけでなく地糸にまで摺り込みによる染色を施しているため、通常の摺り込みにおける工程の数倍の手間がかかります。
絣の緻密さと相まって、華やぎ溢れる意匠となっております。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%
長さ12.7m 内巾38cm(最大裄丈約72cm、最大袖巾約36cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、食事会、趣味のお集まり、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)