商品番号:1559154
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
なんということでしょう・・・
大変珍しい大島紬に出会えました!
世界トップクラスの織物である大島紬の中においても
幻と称されるほどに、珍しく難易度の高い「割込式」の作品。
お目にかかれるだけでも珍しいのですが、
なんと今回は正藍染による作品に出会えたのです!!!
一般的な大島紬とは異なる独特の光沢、存在感。
冴えざえとした藍の色彩。シンプルを極める極上大島紬。
泥藍の美しくも整然と並べられた絣模様。
大島紬愛好家のみなさま、お待たせしました!
本藍の深みあるお色、意匠センス、ともに間違いのない逸品紬でございます。
織り上げ数の少ない白大島紬と比べましても、さらに圧倒的に数が少なく、
室町におりましても滅多にお見掛けすることのない本藍の大島紬。
さらには大島紬の割込式。
最近では未仕立てのお品は大変少なく、
滅多とご紹介の叶うお品ではございません。
大島紬に少し詳しいお方でしたら、その希少性はお分かりいただけることでしょう。
証紙も付いた良き状態の作品です。
これほどの作品です、次回のご紹介はお約束できませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
深みのある紺色の地には繊細な割込絣の織組織にて、
祥雲に舞う鳥 そしてその合間に松に帆船の柄が一面に織りなされて…
模様が整然と連続することによって得られる気品ある効果。
きっと素敵な着姿を演出してくれることでしょう。
シンプルの中に個性を出したい方におすすめの一枚。
いついつまでも飽きの来ない繊細な表情は、緻密な技術の賜物です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
八掛の色:濃紺無地
※正藍染の性質上光により退色することや帯等に色移りすることがあります。
特に白系統の帯をご使用の際は水濡れ、汗、摩擦等にご注意下さいませ。
身丈(背より) | 158.8cm (適応身長163.8cm~153.8cm) (4尺1寸9分) |
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裄丈 | 68.2cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.8cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.4cm(1尺8寸6分) 袖巾35.6cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、ランチ、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。