商品番号:1552200
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
着物ファンに支持され続ける西陣の老舗、【 都(みやこ)】より、
ふっくらとした唐織の表現によって織り出された美しい袋帯のご紹介です!
お目に留まりましたら、どうかお見逃しなくお願いいたします。
西陣の老舗織元が、その織りの技術を駆使して織り上げた
お品となっております。フォーマルでも特によきお品を
お探しの方、是非お見逃しなきよう、宜しくお願い致します。
【 お色柄 】
さらりとしてしなやか、そして落ち着いた黒の帯地。
お柄には、鮮やかな色彩の色糸と金糸・金箔糸にて
華紋や鳳凰、蝶などの文様を雅やかに織り成して。
溶け込むように優しい表情ながらも、揺るぎなきこの気品、
格調高い古典の意匠を、品良く華やぐムードに織り上げた秀作です。
富貴な唐織にて織りなされたエレガントな美匠。
品良いお色地に浮かび上がる、柔らかく鮮やかな色使い…
帯一筋に培われた技術、そのクォリティの高さを感じ取って
いただけることでしょう。
しっかりとした織のたっぷりとしたボリュームは、まさに正統派の帯の感触。
本物志向の方にきっとご納得いただける仕上がりと存じます。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹75% ポリエステル・レーヨン・指定外繊維25%
長さ4.35m(仕立て上がり時)
帯芯おすすめ:絹芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~40代
◆着用シーン 成人式、結婚式、式典、お祝い事、パーティー、お付き添い、ご挨拶など
◆あわせる着物 振袖、留袖、訪問着、付下げ、色無地など