商品番号:1552004
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
おきもの好きの方ならどなたもがご存知、
西陣の名門、都(みやこ)。
高級帯で名を馳せる老舗より、紋紗地の特選夏袋帯をご紹介いたします。
おきもの通の方から、今年こそは夏にもおきものをという方まで、
本当におすすめできる西陣名匠の確かなお品です。
夏物では滅多と見かけない本袋で織り上げた一条でございますので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
爽やかな印象の紗地。
透明感あるすっきりとした透け感に涼味を漂わせて…
お柄には桜柄と疋田模様を込めた雪輪の文様が織り表されました。
極々シンプルなお色使いが気品を醸しだしております。
銀糸を合わせて織り成した意匠は、凛とした正統派の格調を漂わせております。
爽やかかつ高貴に、
なんとも気品あふれる涼味を演出いたします。
女性らしさを体現する美しい文様は、夏場のフォーマルに最適なお品。
最近では夏場のフォーマルが少なくなりつつありますから、お探しの方には特におすすめしたく存じます。
美しく、そして涼やかに。
夏の訪問着、色無地、付下げなど、あらゆるフォーマルシーンにお締め頂けます。
品格のムード溢れる、なかなかない逸品でございます!
この機会どうぞお見逃しないようお願いいたします。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No385 都謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 お着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯