商品番号:1547687
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
手織りにこだわりつづける
西陣の名門【滋賀喜織物】より、
逸品袋帯をご紹介いたします。
伝統の技を守り後世へ。
西陣手織協会に加盟されているのは
現在では5社のみとなりました。
河合美術織物、紫紘織物、白綾苑大庭、都、滋賀喜織物
その中から 滋賀喜織物の素敵な袋帯のご紹介です。
その圧倒的な存在感は誰の目にも一目で
「良いもの」と伺える最高の逸品。
織人 道又静枝さんが手織にて制作されたお品でございます。
そう滅多と出回ることのない、稀少なお品でございます。
どうかお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
深みある漆黒の引箔の地を背景に
金の松 疋田の松や梅の枝花を背景に
大胆な構図にて雅やかな几帳の意匠が織り出されました
そのうちには実にふっくらとした織味で
桐や菊、向かい松に竹笹、唐草に鸚鵡の丸、亀甲花菱に
舞う鳳凰など富貴な意匠がちりばめられました
なんとも絶妙の彩りのコントラストが
上品な奥行きををもって一格上の帯姿を演出します
柄付はたっぷり6通ですが
もちろん前腹は別腹で織りだされています
織と素材の確かさがございますので、
他との差は歴然です。
年々減産されてゆく西陣の手織り…
織りに生きた匠たちの心を受け継ぐ特選品を、
どうぞこの機会に堪能くださいませ。
受け継いでゆくお品として大切にご愛用いただけましたら幸いです。
【 滋賀喜織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.55
1936年(昭和11年)創業
創業者 滋賀喜一郎
京都大宮通今出川で、本袋帯をはじめ、引箔、
錦と綴地の併用などの技法を用い、手機のみで
手織にこだわり帯の製織を続けている織元。
一般的な箔帯が1寸の幅に緯糸60本を
織り込むのに対し、滋賀喜の箔帯は
1寸巾に約85~90本の金箔糸が
織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 指定外繊維(紙)・綿・ポリエステルのぞく
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.55 滋賀喜織物謹製
西陣手織協会「手織之証」がついております。
織人 金津龍夫さん
六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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