商品番号:1546167
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
通の織物好きには堪らない…
米沢織を中心とした伝統織物の卸売を手がけており、
特に置賜紬(米沢・長井・白鷹)や科布など、山形を代表する織物を取り扱う、
布四季庵より…
山繭紬地に型染を施した八寸帯のご紹介です。
豊かな仕上がりを、どうぞじっくりとご堪能ください。
【 お色柄 】
紬独特の節感がナチュラルな素材感を醸しだす生成り色の山繭・手紡ぎ真綿地。
そのキャンバスに全通にわたり三重菱襷の柄取りに
桔梗や萩 シャトル 糸巻 籠や酒瓶などを
藍濃淡ベースで染めちりばめました。
大自然の息吹をそのまま封じ込めたかのような独特の表情で、
カジュアルシーンにさりげなく、洒落感たっぷりな着こなしを。
女性らしい、優美な表情のひと品ですので、
記憶に残る、はんなりとした和姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約3.6m
全通柄
※裏地付き開き仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています