商品番号:1518540
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
米沢の名機屋【 佐志め(さしめ)織物 】より、
ハイセンスな特選御召をご紹介いたします。
お品の少ない名門織処の希少な作品…
仕立て上がりのお品のご紹介は弊社でも滅多にございません。
是非ともお見逃しのないようよろしくお願い致します。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな手触り、打ち込みのしっかりとした御召地。
張りを残しながら、本当にしなやかな地風に仕上がって…
利休白茶色のシックな地には灰桜色で
細やかに石畳模様が織りなされました。
シンプルながら凛とした都会的な着姿を演出致します。
ご趣味のお集まりや観劇、お食事やお買い物などに、
とびきり贅沢なおしゃれ着として。
薄地、濃地どちらのお色の帯も合わせやすく、
お召しになる方のコーディネート次第で、幾通りにも印象が変化します。
これだけ上質な御召のご紹介は、なかなかございません。
一期一会のこの機会!
どうぞお見逃しなさいませんようお願い致します!
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 五百織(いおはた)について 】
五百機とは、たくさんの織という意味で、
古くは万葉集にも織姫の織物として詠われております。
その名に恥じない、打ち込みの巧みさが、
本当にしなやかな地風を生み出した逸品です。
織女の 五百機立てて織る布の
秋さり衣 誰れか取り見む
織女がありとあらゆる全ての機をたてて織った布でできた秋の衣は、
いったいだれが見るのであろう…。と彦星を思う秋の歌がございます。
そんな天上の美しい衣を丁寧に織り上げるという祈りに想いを重ね、
コツコツ通りあげられた繊細な表情。
手間暇を惜しまず…。
丈夫に、しなやかな絹布で織り上げられた精緻な文様を込めております。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:利休白茶・唐草地紋
※ガード加工済
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 69.5cm(1尺8寸3分) |
袖巾 | 36.5cm(0尺9寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 27.5cm(7寸3分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾37.5cm(0尺9寸9分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お稽古事、お出かけなど
◆合わせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています