商品番号:1543203
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
内から輝くような、高貴な輝き…
しなやかな帯地は、手にしただけでも分かる良い物。
いつかは一本と憧れる…
「河村つづれ」で知られる『河村織物』。
手織りの技と洗練されたセンスで、江戸慶長より続く老舗の一流機屋さんです。
あくまでも「手織り」という伝統の技にこだわりつづける匠たち。
中でも本品は、河村織物の中国自社工房の手織り作品ではなく、
西陣で手織りされたハイグレードな逸品です。
良きフォーマル帯をお探しの方に
自信と責任を持ってご紹介いたします。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
さらりと肌触りの良い生地感と、驚くほどしなやかな帯地。
重厚な引箔金地は、内から輝くような華美すぎない品良い艶めきを与え、
お柄には『鳥』の文字を込めた連珠紋に、織鹿の子の意匠を織り現しました。
緻密に計算された無地場の取り方に、金糸と色糸の見事なバランスが、
心を惹きつける力強さを感じさせます。
統一された色彩の完成された意匠の美。
上品ななかにも、しっかりとした気品、洗練されたセンスを帯姿に演出してくれます。
さりげなくも格調漂うその表情。
黒留袖、色留袖、訪問着、色無地に、フォーマルの極みを。
【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46
手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。
【 沿革 】
1959年 会社設立
1962年 手織紋つづれ 生産開始
1976年 三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
1978年 中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
1987年 中国 手織工場建設 生産開始
1990年 天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
国立能楽堂に能装束寄贈
1991年 大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年 京都祗園八坂神社 御神服復元奉納
1999年 神戸生田神社 舞楽衣装一式奉納
2002年 天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No46 河村織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、パーティー、お付き添い、お茶会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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