商品番号:1543188
【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣の帯問屋さん達から「いいもん屋」と呼ばれる【梅垣織物】。
老舗の中でも、通の方から絶大な支持を受ける機屋でございます。
その梅垣織物より…
軽やかな織味の、滅多と見かけない特選袋帯のご紹介です!
単衣はもちろん、夏や袷時期にも幅広く重宝いただける風合いとなっております。
都会的で洗練された意匠美の一条で、
品質、お色柄いずれも文句なしの一品です!
西陣の老舗帯問屋さんから特別仕入れしてまいりましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
軽やかな風合いと程よいハリ感が特徴の藍白色の帯地。
お柄には清涼感ある空色にて立枠文様を表し、お柄の中には
銀箔糸にて唐草文様を清雅に織り表しました。
立涌文様は、水の流れと水面から立ち上る水泡を表現しており、
水の持つ清涼感、潔癖、生命力、変化、そして流れの中での立ち位置などを象徴しています。
また、水泡は一瞬で消えてしまうものから、無常感やはかなさを象徴し
一方で水の循環と生命の繁栄を連想させる人気のお柄。
お色柄のイメージがピッタリとマッチしており
流行り廃りのないお柄ですので重宝していただけることと存じます。
愛され続けてきた華やぎの伝統意匠…
古典の美匠には、「本物」の美が備わっております。
この先ずっと、変わることない華やぎを演出してくれることでしょう。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯
単衣・夏向き:夏綿芯(白)
単衣・袷向き:綿芯
◆最適な着用時期
綿芯:2月~6月・9月~11月の単衣・袷頃(真冬除く)、
夏芯:6月~9月の単衣・盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、初釜、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、色無地、格高い小紋など
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