商品番号:1542979
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
仄暗い美…
惹き込まれるような静かな情景…
ひと目見ただけでまぶたに蘇る、印象的な清らかさを持ち…
まるで、ひとりの純粋な女性の立ち姿を見ているかのよう。
この度は、刺繍にてそんな清雅な意匠を表した訪問着と
伝統の老舗名門『服部織物』の西陣織袋帯を合わせてご紹介いたします。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1542008
通常価格:149800円(税込)
しっとりと肌を滑るような着心地の漆黒に染め上げた地。
裾元に象牙色と薄花色の暈し染めを施しました。
意匠には暈し染めの色彩に合わせた色糸にてふんわりと浮き上がるような刺繍美。
満開に咲き誇る花々と、ゆるやかに流れる流水の水面に浮かぶ花びら…
はらはらと落ちる花の音のみが聞こえる静かな情景…
心洗われるひと品でございます。
富貴な刺繍の中には、金糸のアクセントが冴え渡り…
シンプルだからこそ、金糸を基調としたお柄がくっきりと際立ち、角度によって深く浮き沈みする絹のつやめきを、存分にご堪能いただけることでしょう。
すらりとした印象のお品でございますので、華やかなお色味の袋帯や、綴れ名古屋帯などと併せていただくと、大変風流な着姿となることと存じます。
結婚式や格調高い式典、年始のご挨拶など、フォーマルシーンの中でも特に品格を求められる場に。
また、きらめきを抑えた帯とお併せになり、清潔感ある着姿で芸術鑑賞の場へ赴かれるのも大変素敵でございます。
清廉にフォーマルシーンに溶け込む…
刺繍ならではの風合いをどうぞお楽しみくださいませ。
≪帯≫
商品番号:1530526
通常価格:99800円(税込)
しっとり…いつまでも触れていたくなるようなしなやかな帯地…
高貴な鉛色の地色に映える引き込まれるような古典意匠は神秘的な艶めきを放っております。
見るほどに素晴らしく、触れればしなやかなその地風。
まさに逸品と呼ぶのにふさわしい素晴らしい一条です。
所作の度に、表情を変えるような艶めき…
季節感もなく流行り廃りもない。
帯の軽さ、結びやすさは、本当に素晴らしいものです。
ぜひお手元にて、服部織物ならではの心地良い風合いをご堪能頂ければと存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 服部織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.259
1788年(天明八年)操業
服部織物初代・服部勘兵衛が近江の地より、
京都・西陣に移り、織物業をはじめた。
創業当初から、帯の意匠に対して並々ならぬ
情熱を方向け、熾烈な西陣の競争をくぐり抜け、
200有余年の機業の歩みを今なおすすめている。
1977年京都府より「老舗」の号を拝受、また、
1982年京都商工会議所より顕彰されるなど
数々の栄誉を受ける。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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