商品番号:1542911
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
ざっくりとしたフシとハリ感。
夏の和姿に涼味をそえる、その質感美しく…
本手引きの赤城糸を使用した、なんとも涼感あふれる
特選夏物赤城紬をご紹介いたします!
様々な紬をお持ちの通の方でも、なかなか見かける機会の少ない赤城座繰織は
新たな感覚でお召しいただけることでしょう。
また、着込めば着込むほど、しなやかさが増して、
より着やすくなっていくことと存じます。
流通量が限られておりますので
ご紹介はまず叶いません。
今回は夏物の本場筑前博多織羅織八寸帯
どうぞこの機会に、お見逃しのないようお願いいたします。
【 色・柄 】
[着物]
赤城地方の希少性の高い手引き糸「玉繭」を特殊な撚糸方法で製糸し、
ハリとシャリ感のある地風に仕上げられました。
生成り色の紬地には、
シンプルな縞模様を織りなして。
お蚕さんの上質な糸、自然の恵みより採れる染料、
そして染めの仕上げは太陽の光り。
自然の神様に感謝したくなるような素晴らしい織りの着物です。
[帯]
今まで紗献上は多数ご紹介がございましたが、
博多織の羅織は滅多とご紹介がございません。
しっかりとした上質の絹糸で織り上げられたグレーの羅織の帯地。
たっぷりと涼風を感じさせる透け感のある帯地です。
変り献上の意匠が込められました。
単衣・盛夏の色無地や小紋、織りのおきものにまで、
きっとご愛用のひと品となってくれることでしょう。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
【 赤城座繰織について 】
生地に用いられている糸は、上州赤城山麓で採取される蚕繭を使用し、
本当に昔ながらの手作業によって数個の繭から一気に糸を引き撚り合わせて作られております。
そのため糸の太さがばらつき、味わいある節が生まれるそうです。
糸が均一な太さではないため機にかけると絡まりやすく、
手間ひまをかけて丹念に直しながら作業が行われております。
一度その地に触れていただければ、
すぐに上質の糸で織り上げられたことがわかることと思います。
[着物]
絹100%
長さ約13m 内巾38.5cm(裄丈71cmまで)
糸引き:山橲アキ
小杉紬工房謹製
[帯]
絹100%
長さ3.65m(お仕立て上がり時)
全通柄
博多織工業組合の金証紙がついております。
◆最適な着用時期 6月~9月の夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、お食事会など。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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