商品番号:1535933
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
おかげさまで通販サイトのオープンより24年!
24周年の感謝の気持ちを込めて…
京都室町を中心に年間約5万点の商品と向きあうバイヤー田渕による、
価格にとことん拘った着物+帯のコーデセットをご用意致しました。
今回ご用意したセットは
独特の洗練されたセンスが時代に合った大人の感性を漂わせる、
染織の名門、しょうざんの素材感豊かな訪問着と
幻の織「吉野間道」を現代に生み出し続ける名匠、藤山千春氏による
草木染手織りの逸品でございます。
期間中は着物+帯の国内仕立てサービスに加えて、
最長36回までの分割支払い手数料を京都きもの市場が負担!
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
2点まとめての特別プライスを、
どうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1534007
通常価格:298.000円税込
上州赤城山麓で新芽の桑の葉を食べて育った限られた時期の
春蚕の玉繭(はるご)だけを使って、座標で手引して製糸し、
弾力のある素朴な玉糸を経緯全てに使用して織り上げました。
節のある経緯糸がきちんと緻密に織り込まれ、
シャリ感にハリを感じさせる特選の紬地に味わいの意匠を染め上げて…
節感のある独特な生紬地はまろみある白色を基調に、風情ある世界が広がります。
裾元には斜取に花唐草がダンマル染にて浮かび上がりました。
自然な風合いを損なわないよう、所々節糸を出して味わい深さを演出した生紬地は、
お着物全体のバランスの取れた、大変上品な仕上がりになっております。
素朴な味わいの地に、幻想的な雰囲気をも感じさせる、大人の女性にふさわしい趣に満ちた一品。
お洒落を極めたといっていい一品は、お手を触れた瞬間に、
またご覧頂ければ一目でそのすばらしさをおわかりいただけることでしょう。
お集まりやお食事会、観劇や立食パーティーなど、
紬訪問着は現代のおきものシーンで通好みな装いを期待されるおきものです。
おきものをよくお召しになる方にもきっとご満足いただけることと存じます。
他とは一味違う、個性溢れるお着物をお探しの方に自信をもっておすすめ致します。
≪帯≫
商品番号:1521387
通常価格:298.000円税込
しなやかでハリを感じさせる帯地は涅色をベースに
お太鼓と前腹は老緑色、紺色、焦茶色色の濃淡で織りなして。
その地に、横段状に浮かびあがる、吉野間道模様。
草木染めにて本当に品よく、
それでいて自然の生命力を感じ、
温かみのあるお色であらわされております。
遠目にはすーっと地に馴染んでいるように見えて…
近づくと、本当に一言で言い表わすことが難しいほど、
絶妙な彩りで、細密細緻に織り上げられております。
絶妙のバランスで用いられた吉野格子の粋。
平面の織の中に、ふっと立体的に盛り上がるような造形美。
まさに幻の吉野間道を現代に蘇らせた、
草木の色彩と組織の調和美を、存分にお楽しみいただける仕上がりです。
【 藤山千春について 】
染織作家
品川区伝統工芸保存会会員
母方の親戚が八丈島で機織りの仕事をしており、
幼少の頃より織物は身近な存在であった。
18歳で東京の女子美術大学工芸科に進学。
主席で卒業後、後に女子美術大学学長を務める
染織家・柳悦孝(やなぎよしたか)の元に2年間師事。
柳悦孝の元で染織技法やデザイン案についての
ノウハウを学び、独立。
柳の元で吉野間道に出会い、独自の感性を磨き
芸術性の高い吉野間道を創作している。
自宅の庭で育てた草木や八丈の親戚に送ってもらう
島の植物を用いた草木由来の染料で表現する絶妙な
グラデーションと今までの着物にない鮮やかな
色の組み合わせが作品の特徴。
【 経歴 】
1944年 東京都品川区生まれ
幼少の頃より母方の実家の八丈島で織物に触れて育つ
1968年 女子美術大学付属高校卒業
1971年 女子美術大学工芸科卒業
1975年 柳 悦孝先生(後の女子美術大学学長)に師事
1978年 品川区大井町(現在の作業場)で染織業を始める
国画展、日本伝統工芸展に出展
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【着物】
絹100%
たちきり身丈約175cm 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
【帯】
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、観劇、お食事会、趣味のお集り、行楽など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
[ 単 ]
解地入れ6,050円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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