商品番号:1534671
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
京友禅の名匠によって上質絹地を染めた、ハイセンスな摺り友禅付下げ着尺をご紹介いたします!
制作したのは「万葉染織」。
摺り友禅のものづくりに定評があり、
楚々とした上品な小紋や帯を多く生み出されています。
今回は河村織物の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
自信をもってお届けさせていただきます。
【 色・柄 】
[着物]
やわらかく溶け込む、
上品な薄卵色に染めた丹後ちりめんの駒無地。
その風合いはしっとりと、まるで水分を含んでいるかのようなしなやかさ。
極上の絹布を極上の友禅で、奥深く染め上げております。
意匠には、すっきりとした構図の
宝相華唐草のお柄を表しました。
艷やかな金彩も加えて…
地色からキリッと映える配色で浮かび上がり、
無地場からもそのセンスの素晴らしさが感じとれます。
[帯]
あくまでも、「手織り」という伝統の技にこだわりつづける匠たち。
上品に輝く金色の帯地に緻密に織り上げられた意匠。
「有職小花華文集」と題された作品は、華やかな彩りを持って、
たっぷりとした存在感を魅せ付ける見事な出来栄え。
美しい光沢をはなつ金の箔糸が柄行の奥に繊細に織り込まれて。
シックに、香りたつ気品。
まさに一生モノ。
【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46
手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。
【 沿革 】
1959年 会社設立
1962年 手織紋つづれ 生産開始
1976年 三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
1978年 中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
1987年 中国 手織工場建設 生産開始
1990年 天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
国立能楽堂に能装束寄贈
1991年 大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年 京都祗園八坂神社 御神服復元奉納
1999年 神戸生田神社 舞楽衣装一式奉納
2002年 天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作
【 万葉染織(まんようせんしょく)について 】
1971年(昭和46年)創業
京都友禅協同組合所属
糊や摺り等の伝統的な技法を用いた
板場の型友禅の着尺をメインに
熟練の職人がものづくりを続けている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たち切り身丈191cm(背より身丈176cmまで) 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地には、丹後ちりめんの特選駒無地を使用しております。
[帯]
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.35m(御仕立て上がり時)
お柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お付き添い、お食事会、パーティー、観劇、コンサートなど。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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