商品番号:1533167
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
浮き上がるような花織の美しさには言葉が出て参りません。
琉球の上流階級の者のみが身にまとった美しく高級な裂(きれ)…
本場琉球首里花織の九寸帯のご紹介です。
ごくごくほんのりと色づいた彩りに、手花織の浮き織り模様。
画面からだけでは全てお伝えすることが難しいかもしれませんが…
是非お手に取ってご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな地は
あたたかな光を感じる象牙色で織りなして。
一見刺繍かとみまごうほど繊細な手花織は、規則正しく並び、
丹精込めて織り上げた織り手さんの心を、ふんわりとやさしく伝えてくれます。
どの織物のお着物とも相性がよさそうな大変使い勝手の良いデザイン。
大島から結城紬、牛首、琉球の織物などお色も種類も幅広く活用頂けるひと品。
さりげなくセンスの光る後姿を演出しております。
特に素晴らしいその色彩感覚…
光や影までも色彩にしてしまうかのような、やわらかい彩りの調和。
まさに琉球の大自然の力を感じさせるふくよかな仕上がりには、
見るものの心揺さぶる豊かな魅力に満ち満ちております。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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