商品番号:1532299
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
正藍泥染の美しい大島紬のご紹介でございます。
大島好きバイヤーが自信を持っておすすめできるお品でございます。
奄美大島紬の年間生産数は3,000反を切りました。
全盛期の100分の1にまで落ち込んでしまった大島紬ですが、
産地は良きお品を作り続けていらっしゃいます!
応援するためにもお値打ち価格でお届けさせていただきます。
今回は五代当主で染織史家の故:吉岡幸雄氏による
手描き友禅九寸名古屋帯とのコーディネートセットをご紹介。
ぜひお見逃しなきようお願い申し上げます!
【 お色柄 】
[着物]
藍の深い留紺色を基調に、
観世水の模様を織りなして。
正藍では出せない、泥染も加えたことによる深いお色。
意匠を際立たせる良きお色に仕上がっております。
[帯]
さらりとしなやかな塩瀬地。
やわらかな白色のその地には
ハイセンスな唐花献上模様が表現されました。
独特の面持ちの一条に仕上がりました。
【 吉岡幸雄について 】
染織史家
染司よしおか5代目
1946年 京都市伏見区生まれ
生家は江戸時代から続く染屋で、
五代目継承を嫌い、ジャーナリストを志望。
1967年に早稲田大学第一文学部文芸学科に入学。
卒業後、父や伯父らの傍らにいて見てきた
日本の美術工芸への興味と京都の重層な伝統への
関心がつのり、1973年自らが代表となって
美術工芸図書出版「紫紅社」を設立。
出版、広告、催事の世界でその才能を発揮。
1988年に生家に戻り、五代目当主を嗣いだ。
後に染師福田伝士と二人三脚で植物染による
日本の伝統色の再現に取り組む。
父である吉岡常雄は大阪芸術大学教授として
教壇に立つとともに、世界の染色研究に没頭。
とくに貝紫の研究は他の追随を許さないものであった。
伯父に日本画壇の重鎮、吉岡堅二がいる。
1946年 京都市に生まれる。
1971年 早稲田大学第一文学部卒業。
1973年 美術図書出版「紫紅社」設立。
1988年 生家「染司よしおか」の五代目当主を継ぐ。
1991年 きもの文化賞受賞
1993年 奈良薬師寺・東大寺の伎楽装束を制作。
2001年 獅子狩文錦の復元制作に参加。
2002年 鹿草木夾纈屏風の復元制作に参加。
2010年 第58回菊池寛賞受賞
2019年 9月30日死去・享年73歳
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
[着物]
絹100%
長さ約12.5m 内巾約37.5cm(最大裄丈約71cm)
本場奄美大島紬協同組合の証紙、経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
[帯]
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄(全通に柄あり)
おすすめの帯芯:突起毛芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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