商品番号:1532335
(税込)
正藍染による希少な本場大島紬をご紹介致します。
【仕入れ担当 吉岡より】
数多くの大島紬が、これほどに流通しているその中で
紛れも無い正藍染による深みのある彩りと
モダンなデザインに惹かれて入荷致しました。
心に染み入るような藍染めの深みがただただ美しい…。
毎日問屋周りをしておりましても
ここまでハイセンスなお品とのお出会いは滅多とございません。
大島紬の工程は大きく分けて30数工程にのぼり、
図案の作成から織り上がりまで、
半年以上かかるものが大半です。
長いものでは一年近くの製作期間になります。
その中でも近年ますます希少になりつつある正藍染の糸を用いた大島紬。
時を刻むごとに更なる輝きを増すその青々とした美しさは、
生命ある藍だからこそでしょう。
化学染料には無い、冴えざえとした色の感動を伝えてくれます。
大島紬は大変丈夫ですので、一生ものとして、
是非こだわりの一枚を見つけていただきたいおきものです。
母娘代々にわたり、受け継ぐおきものとして、
末永くご愛顧いただければと願っております。
本物の仕事のなされた逸品紬をお探しの方へ…
正藍染大島紬ならではの意匠美をぜひともご堪能くださいませ!
【色・柄】
深くしっとりとした濃藍色をベースに、
9マルキ式カタス絣で表現された「錦格子」と銘打たれた創作模様。
柄の一部に地糸にも絣を加えた総絣を施し、
シックな絹地からよりクッキリと柄が浮かび上がる印象です。
御召しになられる方もご覧になる方もよきものと実感頂けるひと品でございましょう。
抜群のセンスを放つデザイン。
帯で表情をどんどん変えてお楽しみいただける、
着まわし度の高い意匠美は、ご年齢も問わずハイセンスな柄行きです。
藍地のしっとりと深みある洗練されたこだわりあるお色を乗せ、
絶対に他では出せない奥深いお色を実現いたしました。
見ているだけで吸い込まれるような…
独特の雰囲気を演出する素敵な一枚です。
【正藍染について】
正当な日本文化を受け継いだ藍染だけが「正藍染・本藍染」と呼ばれます。
天然灰汁発酵建(てんねんあくはっこうだて)で化学染料を一切使わない、
人と環境にやさしく寄り添う染料…
藍窯に付けて、水で流し、干す。
何度も何度もその工程を繰り返しやっと定着する藍の色素。
日本の、藍は歳月を経て、藍より青い美しい色となります。
出藍の誉れの言葉のごとく、元の藍より青くなる本物の藍。
日本美の源流ともいえる「藍」を感じて頂ければ幸いです。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%
長さ12.78m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
経済産業大臣指定伝統的工芸品・本場大島紬の証紙、
本場奄美大島紬組合証標が付いております。
摩擦堅牢度品質向上処理「シマソーレFA」加工済
◆最適な着用時期 1月~4月の袷頃(春)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸帯、八寸帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています