【日本工芸会正会員 深石美穂】 【川平織】 本草木染手織九寸名古屋帯 彩絣織 「紫雲」 思わず目を奪われる… 織美の際立つ傑作工芸品!

商品番号:1532276

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【 仕入れ担当 中村より 】
大変希少な、本草木染の糸を用いて手織りで生み出された
九寸名古屋帯をご紹介致します。

石垣島の絹の宝石…
川平織(かびらおり)という織物がございます。
室町の問屋筋でも、織りに詳しい者でなければその存在を知らないという、
半ば幻のようになっている織物の至宝でございます。

お住いの地名「川平」からその名をとって川平織と命名された絹布は、
まさに通好み、琉球もののなかでも極めて稀少な創作逸品と言えましょう。

本草木染の国産絹糸を手織りによって少しずつ織り上げたしなやかな風合い…
どうぞこの機会に、しっかりとご覧いただければ幸いです。


【色・柄】
薄手の、本当に軽やかにしなる絹布は、
清雅な白色を基調にして、
「紫雲」と銘打たれた意匠を織りなしました。
紫色の濃淡が美しい絣と、
黄色の中に織りなされた花織、
そしてさり気なく織り込まれた絽目、
そのすべてに目を奪われる傑作です。

深石さんは織り上げる作品によって機や道具にも常に改良を加えるという、
新しい織物ならではの苦労を日々重ねておられます。

川平織の絣はとても複雑です。
経緯絣を巧みに用いて生み出す、文様の微妙なズレが特徴です。
「実像からすっと虚ろって離れていく形」
これを映し出すことを試みておられるそうです。

薄手の、本当に軽やかな絹布。
丁寧な手織りの逸品であることがすぐに分かる…
単衣にも袷にも適した地風に、繊細さと力強さが一体となって。
さりげないハイセンスに、「本物」にこだわる大人の女性のならではの、
上等な帯姿を堪能いただけることでしょう。

あまり実売されることのない作品でございます。
深石さんの個展などでしか目にする機会すらないお品ですので、
専門店の店主さんが半ばコレクション的に持たれている場合が多いようです。





【 からん工房:深石美穂氏について 】
川平織の「からん工房」。
「からん」とは「絣」のことであり、
福島県出身・東京より石垣島に移住されて30年以上の深石美穂さんが、
この地で織り上げる織物を「川平織」と命名、
100%草木染、手織りの作品を作られています。

まずご理解いただきたいのは、
全国の染織品が全て集まる室町でも、めったと出会えるお品ではないということ。

日本の南西に位置する石垣島は、県内一高い山岳の深い森より良水が得られ、
また温帯南限と熱帯北限の植物層が重なり合い、様々な緑が年中豊かな所です。

このような自然のなか、美しい川平湾を望む山裾の高台に工房を構え、
20年余り機音を響かせているのが、深石美穂氏の「からん工房」です。

天を突くデイゴの大木が、真っ赤な花びらを散らす庭。
そこに染料になる植物がたくさん植えられて。
そうした植物から染められた糸を用い、ひとつひとつ、
本当に丁寧に心を込めて織り上げられてゆくのが川平織なのです。

糸からこだわり、国産の生繭糸を使用。
草木染による糸染めのため、庭先にひろげる絣くくり作業、
ゆったりとした時間の中での緊張した製織作業、
あふれる光の中での仕上げ作業と…全工程が、人の手によって行われています。


≪からん工房:深石美穂 略年譜≫
昭和42年 武蔵野美術大学入学
昭和53年 東京より石垣島へ移住
     新絹枝氏よりたて絣木綿帯ミンサー織を習う
昭和57年 草木染手織工房「からん工房」設立
     故大城志津子氏との交流により首里織を学ぶ
平成7年  全日本新人染織展佳賞受賞
平成9年  沖縄県工芸公募展最優秀賞受賞
平成11年 西部工芸展銀賞受賞
平成14年 日本伝統工芸展初入選
平成15年 沖展奨励賞受賞
平成21年 日本工芸会正会員に認定
平成23年 日本伝統工芸染織展において文化庁長官賞受賞
平成31年 沖縄タイムス芸術選賞奨励賞受賞


【 川平織について 】
日本工芸会正会員である深石美穂が制作した
草木染織生繭布。
石垣川平織とも呼ばれる。

工房のある沖縄・石垣島の川平湾から
『川平織』と名付けられた。

生繭糸を草木染し、首里道屯織(ロートン織)、
みんさー織り等の琉球織物の伝統的な技法を
ベースに独自にアレンジして製織されており、
草木染料の原料には工房の周辺地・石垣市で
採取された植物が用いられている。

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%(国産生繭糸使用)
長さ3.6m(お仕立て上がり時)
草木染:福木・コチニール
おすすめ帯芯:突起毛綿芯 
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 9月~翌5月(秋単衣から袷)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 街着、カジュアルなパーティー、お食事会、コンサートなど。

◆あわせる着物 色無地、小紋、御召、紬

★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【突起毛綿芯】名古屋仕立て
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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