商品番号:1531106
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
中々手に入らない逸品をお求めの方へ。
現代的なセンスを浮かべ、ハッと目に入る綾の楽しさ。
どなたがご覧になっても、心を捉えて離さない
こだわりの京友禅小紋着尺。
かの巨匠【 久保田一竹 】と並び、
幻の花「辻が花」の魅入られた有名作家【 吉乃一廉 】。
氏が表現する妖艶の世界へ誘う袋帯と合わせました。
うっとりと現代的に幽玄な光をもたらすかのような
カジュアルシーンのコーディネート。
遊びゴコロに富んで大人女性の明るい印象を照らしてくれます。
匠の一枚をどうぞお手元にてご愛用くださいませ。
お値打ちにてご紹介させていただきます。
【 お色柄 】
[お着物]
スッキリと肌触り良く、染め色を美しく発色する上質の絹布。
美しいシボ感の特選丹後ちりめんの地でございます。
モダンな風合いにて織り込まれた水玉の地紋を浮かばせて、
典雅な乳白色へと染め成されたその地。
地の色彩にも映える青の彩りで
リズム良く雪結晶の文様を表現致しました。
無地場とのバランス良く、慎ましく描いて可憐な面持ち。
優しい地色にぱっと鮮やかに映える色彩は、
現代の感覚と古典の風情が溶け合った仕上がりは、
帯合わせ次第で様々な表情をお楽しみいただけます。
ひとつひとつの丁寧な作業と、優しく煌めく金彩の香り。
ここまで現代的に仕上げられたお着物というのは
お召しいただくシーンも多く、必ずや重宝のお品となることでしょう。
[帯]
その地はしっとりと大人女性の品を艶良く映す黒にて織り成され。
まるで銀河のような世界観を感じさせる
清雅な銀通しで高級感を持たせました。
細やかな銀彩のきらめきに、深く深く彩るぼかしの色彩。
柔らかな後光を放つ2種の松皮菱を基調に
繊細で優艶な一廉辻ヶ花を描き上げました。
夢幻の世界に足を踏み入れたかのような、独特のムード。
計算されつくした陰影にほのかな箔糸の艶めき。
エレガントな印象の中に華やぎと味わいあるシルエットを演出いたします。
心洗われるような神秘の美しさ。
滅多とご紹介できないお品です。
【 吉乃一廉(よしのひとかど)について 】
絞り染工芸作家
京都出身の染色作家。
『吉乃一廉の世界』と題された、高度な
絞りの技術と、独特の意匠で構成された
辻ヶ花のシリーズは「一廉辻ヶ花」とも呼ばれ広く知られている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[お着物]
絹100%
長さ13m 内巾37.5cm(最大裄丈71cm)
白生地には丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月上旬~翌6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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