商品番号:1529374
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
名物裂のほかの織物は一切作らないという強いこだわりから
各地方の呉服専門店においての個展などで販売されることが多く、
一般にあまりでまわらない機屋さん【 あらいそ 】。
着物通の方や、お茶をされている方ならご存知の
【 あらいそ 】らしいデザインを見事に表現し、
悠久から愛されている伝統に則った古典の意匠を織り成したお品です。
単なる平織りのものとは一味違う、
本物ならではの風合いを楽しんでいただけます。
お茶席はもちろん、色無地、付下げ、小紋、織りのきものにも
幅広くコーディネートをお楽しみいただける作品。
また全通柄ですのでお太鼓もだしやすく重宝のお品となることでしょう。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
【 お色柄 】
銘[ 蕨手草花文モール織 ]
上品な紫色の帯地に横段調子で織り出されたのは
蕨を模した草花文と円文。
そして細かな草花文がリズミカルに表現されました。
シンプルな中にも名物裂独特の洒落味が感じられるひと品に。
それぞれの名物裂に対して、当時の織味を再現したしなやかな仕上がりは、
本物ならではの風格を楽しんでいただけることと存じます。
お茶席はもちろん、女子会やお食事会など
幅広くお楽しみいただけます。
観劇やお出かけなどにも締め心地のよい一本ですので、
素敵な後姿を演出してくれることでしょう。
お茶席に相性抜群の帯ですので、差をつける一条として。
素敵な和姿のアイテムとしてご愛用いただけましたら幸いです。
なかなかめぐり合えることのない珠玉の1本。
自信を持っておすすめします。
【 あらいそ(旧:名物裂)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1087
名物裂の復元を手掛ける。
当時の織味そのままに復元することにこだわり、
その味わいを今に表現した帯や小物、茶道具など
多岐に渡り製作。帯のタレ先にあたる箇所に
2つ並んだタツノオトシゴのマークが織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 指定外繊維以外 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
あらいそ(名物裂)謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月上旬~翌年6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、芸術鑑賞、観光・ご旅行、和のお稽古、趣味のお集まりなど
◆あわせるきもの 色無地、付下げ、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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