商品番号:1528371
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
さらりと涼やか。
スッと風を受け流すその表情。
まさに夏の羽衣ともでもいうべき軽やかな織り上がりです。
お着物の丈はたっぷりとございますが、本品はスリーシーズンのコートのほうが素材的にオススメです。
きっとお気に入りの一枚になることでしょう。
いまでは本当に希少な駒紗着尺のご紹介でございます。
紗の生地では板場で染める際に、
板場まで染料がついてしまうため、
毎回綺麗に洗い流す必要があり、
一反あたりのコストが上がってしまうお品です。
本品のような細かいお柄は手間暇のかかった一枚でございます。
東京染めならではの繊細な手仕事の味わいに本格更紗の豊かな表情!
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
適度なハリのある駒紗地。
意匠には江戸更紗の深い色彩で華模様を表しました。
熟練した職人が何十枚もの型紙を使い、
一工程につき20回ほどの染めを繰り返し、
数百回もの型で摺友禅された秀作でございます。
一体どれほどの時間と手間隙がかけられたことでしょう…。
これほどの緻密なお柄行から想像するに、
決して容易い仕事ではないことは一目瞭然。
心からおきものを愛する方にお召いただきたく思います。
【 江戸更紗について 】
更紗の発祥は、今から3000年以上前のインド。
日本に始めて更紗がもたらされたのは、室町時代と言われています。
更紗の魅力は、エンジ、藍、緑、黄、茶のカラフルな染模様。
日本古来の小紋や友禅とは異なった原産地の風土の匂いと、
エキゾチックな雰囲気がモダンな風情を演出し、お着物通に愛されて参りました。
【 五泉の駒紗について 】
本場五泉の駒紗の白生地に友禅を施した夏のお着物。
五泉の白生地は、越後(新潟県)の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平(袴地)から始まり、
年間の平均湿度75%という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。
【 岡重について 】
1855年(安政二年)創業
長きにわたり京友禅に携わり、 老舗の良心にかけて
一品一作に心をこめて息の長い本物の意匠、
本物のきものづくりに取り組んでいる老舗。
着物、帯の他に手掛けるブランドとして
■OKAJIMA 1993年発表
京友禅の技術を駆使して製作した商品。
フォーマルバッグ、カジュアルバッグ、風呂敷、
小袱紗、和装小物など
■MAJIKAO 1996年発表
明治・大正時代に岡重が手掛けた羽裏柄より、
新たに型を起こし染め製作した羽裏文様の商品群
バンダナ・ハンカチ・風呂敷・和装小物など
■唐様三昧 1998年発表
古来より、世界の人に親しまれている更紗文様を
独自にアレンジした商品
漆塗り筆ペン、懐中時計、ルーペなどの和装小物
■IMAN 2002年発表
インドネシアの伝統的なバティックと京友禅の技を
コラボレートした岡重オリジナルのアート布を用いた商品
ショール、筆ペンケースなど
がある。
絹100%
長さ約12m 内巾約37cm(最大裄丈約70cm)
◆最適な着用時期 コートとして真冬以外
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
お仕立て料金はこちら(全て税込)
[ 羽織 ] 50,050円
(内訳:湯のし1,650円+羽裏11,000円~+海外手縫い仕立て37,400円)
※国内手縫い仕立て+9,900円
[ 道中着 ] 56,650円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+海外手縫い仕立て35,200円+飾り紐8,800円※共布)
※国内手縫い仕立て+14,300円
[ 道行衿コート ] 44,550円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+海外手縫い仕立て31,900円)
※国内手縫い仕立て+13,200円
[ きもの衿コート ] 59,950円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+海外手縫い仕立て47,300円)
※国内手縫い仕立て+13,200円
[ 千代田衿・へちま衿コート ] 73,150円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+国内手縫い仕立て60,500円)
※国内縫製のみとなります
※生地の素材によってはお仕立てが出来ない衿型がございます。
詳細は商品番号をご指定の上、お問い合わせくださいませ。
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