商品番号:1527442
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
あるがまま、そのままの美。
筆先に描き出されるものは『生命(いのち)』の本質。
自然の、四季折々の一瞬を絹布の上に表現する「本加賀友禅」。
京の工芸染匠によって、贅沢な季節柄を染め表した
特選九寸名古屋帯のご紹介でございます。
気品ある筆致にて描かれた意匠。
手描き友禅ならではの味わい深さに、心奪われる一条。
個性際立つ愛らしい意匠美を
まずはどうぞごゆっくりとご覧ください。
【 お色柄 】
銘「 花うさぎ 」
さらりと肌すべりの良い絹地…
その地を華やかな淡黄色へ染めなしました。
意匠は「花うさぎ」と題された
愛らしいうさぎを七羽ポツポツと宝石のような
鮮やかな暈し染めにて表されました。
縁取る金彩がお柄全体に華やぎを与えますが
あくまでも淑やかな印象に…
うさぎの献身的な印象や飛躍や長寿の意味合いが多く
古来より幸運を呼び寄せると言われております。
どうぞお見逃しのなきようお願いいたします。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめ帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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