商品番号:1520397
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
纏えば幽幻の異世界へ…
フォーマルなお出かけ先へ、風雅な意匠が淑やかな
癒やしの空間を感じるひと品をご紹介させて頂きます。
丁寧な仕事、構図の美しさ、色彩感覚…すべてが美しいセンスに研ぎ澄まされ、
洗練された着姿を期待させる、最高の技術が終結された
そんな極上の逸品と言っても過言ではないでしょう。
どれだけ探しても、滅多とお目にかかれない…
ご紹介が本当に少ない作家さんの、たいへん稀少なお品でございます。
おきものをよくご存知の方にこそおすすめしたい作品。
うっとりと、見惚れてしまうほどに…本当に良き一枚でございます。
素晴らしい感性をどうぞ御覧くださいませ。
【 お色柄 】
銘「 雲重ね松菱菊割付 」
しっとりと肌をつたうような絹の生地。
手触りなめらかにしっかりと染料を吸い込んで、
気品に満ちた紫鳶色を基調に暈し染め上げました。
お柄には「雲重ね松菱菊割付」と題された風雅な意匠を描き出しました。
お色味のトーンを落とした落ち着いた雰囲気でありつつも
その確かな華やぎは圧倒的存在感を放つ着姿をお約束いたします。
とろけるような光沢感ある刺繍の花菱や金彩をふんだんに用いた瑞雲…
揺れる橘の花、彩る紅葉の一つ一つが本当に美しく
まるで幻想的世界に迷い込んでしまったかのよう…
生地からしっかりと映える、丁寧なお色味がしっかりとした
気品に隠れる、風雅な表情が、女性らしいムードをひきだしております。
極みのような卓越された美の結晶を、
是非この機会にお手元にてお楽しみいただければと存じます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈180cm 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長肩巾35.5cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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