商品番号:1525890
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
色数をおさえ、スマートに装う大人のスタイリッシュ。
独特のその織味。
西陣の名門、加納幸による特選の一条をご紹介致します。
全体的に軽やかな紗織を基調とした加納幸独自の繊細な夏向け帯地。
単衣から盛夏まで、スリーシーズンお締めいただけます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
シャリ感あるなかにもしっとりとした質感の帯地。
凛とした黒色をベースに、
お太鼓には次元移動と題された装飾のお柄が織り表されました。
限られた色彩で、こんなにも表情豊かに織描き出す力量。
さすがは加納幸、名門の織技のすばらしさが伝わってまいります。
やや透け感をおさえた織でございますので単衣にも…
訪問着、付下げ、色無地、小紋、夏御召などの
お着物とのコーディネートで!
特に江戸小紋や色無地とあわせて、
粋な和姿をお楽しみいただけることでしょう。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
【 加納幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.440
1889年(明治22年)創業
専門店指向のフォーマルから、通をうならせる
ユニークな創作品まで幅広く製織する織元。
手織の最高級帯を創作する織屋としての一面も
さることながら、都会的色彩感覚、デザインを
全面に打ち出し、従来の和装の概念にとらわれない
イメージの帯を次々と創作、新しい境地を常に切り開く、
攻守そろったものづくりをしている。
海外での評価も高く、世界的に有名なファッション雑誌への掲載、
メトロポリタン美術館において、ジャパン・アート特別展に出展され、
現在も美術館の収蔵となっている作品もある。
現在の加納幸のコンセプトは『粋さと上品さの両立』。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.440 加納幸謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏・単衣(5月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召など
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