商品番号:1525779
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
豊かな自然に囲まれた雪国から
優しい彩りに満ちた本特選本塩沢紬のご紹介でございます。
雑誌掲載も多い、創業100年を超えるやまだ織のお品でございます。
今回ご紹介のお品は、珍しい配色で
200色のグラデーションにて、繊細な細縞を表現しました!
ぜひとも一度お手元でご覧いただきたく思います。
【お色柄】
強撚糸を用いた独特なしゃり感と肌触りのやわらかな地は
さらりと肌につかない、着心地の良い上質な仕上がりの絹地。
落ち着いた茶色を基調にして、虹のような
色とりどりの縦縞が織りなす彩り豊かな世界が
洒落味あるなかにもスッキリとした上品さが着姿に広がります。
カジュアルな普段着として、上品な女性美を演出してくれる一枚。
お召頂いた方の個性に寄り添い、さり気なく演出する…
そのような本塩沢の織物をお楽しみ頂きたいと存じます。
シンプルなデザインですので
帯合わせも自在にお楽しみ頂けるかと存じます。
一本一本丁寧に、豊かな自然のなかで織り上げられた一品…
末長くご愛用頂ければ幸いです。
お目に留まられましたら、どうぞお見逃しなく!
【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※ガード加工済
身丈(背より) | 164cm (適応身長169cm~159cm) (4尺3寸3分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、女子会、街着、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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