商品番号:1524988
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
独特のシボ感をお楽しみいただける織りあがりで着易く
その最高の地に優雅な染を与えた
希少な逸品をご紹介致します。
本物の「本塩沢」を織り上げることのできる
数少ない織り元のひとつ、
【 星野織物 】謹製の特選本塩沢でございます。
丈夫で軽く、その上大変美しい仕上がりの本品。
専門店でも酒井さんの塩沢は強い信頼を受けております。
本塩沢の質で言えば、間違いなくトップクラスでございます。
数年前からお値段が上がっておりまして、
今後もさらに上がっていくことが予想されます。
その為、そもそも出会う機会が大変少なく、
運良く見つけられたとしても非常に高価なものとなってしまうでしょう。
何軒も問屋さんをめぐり、
やっと手に入れることができた、たった一つの逸品でございます!
伝統工芸士の繊細な技により織り上げられた愛情深い生地感を。
お値段が張ってしまうのはある程度仕方のないことだと感じてしまいます。
伝産マークの入った確かなモノを、お値打ちの今のうちにお求めください!
【 お色柄 】
シボが遠目にもわかるほどの陰影をもちながらも、
優しい絹ならではのハリと極しなやかな風合い…。
比較的お値打ちにご紹介させて頂いております塩沢絣ものとは
明らかに異なります。
昭和50年、伝統工芸品へ指定された織物でございます。
塩沢特有の風合いが素朴で、愛情のこもった地風。
緯糸に用いた強ねん糸が
塩沢でしか表せない肌触りを浮かべております。
ベースは白花色でシックな印象を得られる
スタイリッシュな地を採用しまして、
煌めく絹の美しさが洗練されております。
その最高級の地に対し、
友禅の美しい染め上がりで葵の葉文様を表現致しました。
しゃきっとした手触り、塩沢独特の地風。
本当にお召しいただきやすく、その快適な着心地で
流行に左右されることなくお召しいただけるお品。
これまでのお召物とは一味も二味も違う
極限のお召物をお探しの方へお勧め致します。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹:100% 長さ13m 内巾37.5cm(最大裄丈71cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月上旬~翌6月下旬の袷・単衣頃
※塩沢は単衣仕立てがおすすめでございます。
単衣仕立ての場合は6月、9月の単衣の時期が適当でございます。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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