商品番号:1523071
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
新潟県南魚沼市塩沢に根付く、伝統技術を守る【 やまだ織 】
1,300年の伝統を誇る重要無形文化財『越後上布』に
染の技術を巧みに取り入れ、地域の産業生産の半数以上を担う存在です。
そんな老舗より、特に存在感を放つ伝統的工芸品「本塩沢」の着尺のご紹介です。
上質なものを纏えば日常が特別なシーンになる…。
その風合いは多くのお着物好きを魅了してきました。
その軽やかな着心地と、流行り廃りのないデザインから
一着は持っておきたい!
確かにそう思わせてくれる感動が、この一反にはあります。
【 お色柄 】
本塩沢の独特なシボが、つい手に取って触れたくなるような風合い。
透き通った白の地に、細かく表現された淑やかな青の絣は
シーンごとに表情が変わるような仕上がりです。
様々な場面がある日常のカジュアルシーンでこそ
その美しさが存分にご堪能いただける一品となっております。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹100%
長さ12.8m 内巾37cm 最長裄丈70cm
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃 秋、夏前の単衣頃にもオススメです。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お出掛け、街着、お食事、ショッピング、などのカジュアルシーン。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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