商品番号:1525783
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
豊かな自然に囲まれた雪国から
優しい彩りに満ちた本特選本塩沢紬のご紹介でございます。
雑誌掲載も多い、創業100年を超えるやまだ織のお品でございます。
今回ご紹介のお品は、シンプルなデザインに見えて
なんと500ものお柄を織りなしたこだわりの逸品!
ぜひともお手元でごゆっくりとご覧いただきたく思います。
【お色柄】
強撚糸を用いた独特なしゃり感と肌触りのやわらかな地は
さらりと肌につかない、着心地の良い上質な仕上がりの絹地。
落ち着いた黒地を基調に、
細やかな絣にて横段状に様々な幾何学文様などを
500柄織りなしました。
カジュアルな普段着として、上品な女性美を演出してくれる一枚。
お召頂いた方の個性に寄り添い、さり気なく演出する…
そのような本塩沢の織物をお楽しみ頂きたいと存じます。
シンプルなデザインですので
帯合わせも自在にお楽しみ頂けるかと存じます。
一本一本丁寧に、豊かな自然のなかで織り上げられた一品…
末長くご愛用頂ければ幸いです。
お目に留まられましたら、どうぞお見逃しなく!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※八掛の色:緑色
身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、女子会、街着、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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