商品番号:1524079
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
気品と品格…正統派の美しい帯。
織の名門・十一代目篠屋宗兵衛による、
高雅なフォーマル袋帯をご紹介いたします。
京の西陣において卓越したその技術力、
意匠力では確かな信頼を誇る老舗【ふくい】。
【篠屋宗兵衛】の屋号でご存知の方も
多くいらっしゃることでしょう…
細やかな構図のお柄に、
たっぷりと箔糸の輝きを込めて制作されたお品です。
是非、お見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
確認の為開いた口は閉じてお届けいたします。
【 お色柄 】
適度な重厚感としなやかさを備えた、
清雅な黒に金の箔が織りこまれた佐賀錦地。
三枡紋のようなお柄を地紋にあらわし、帯地に奥ゆきを演出します。
その帯地一面に、織り表された古典の美。
柔らかなお色味で多彩に華やかに正倉院華紋を織り成されました。
流行りすたりのある柄行きではございませんので、
「永く締められる良品を」とお考えの方には、まさに最適なお品と言えましょう。
変わり結びでお振袖にはもちろん、華やかに装う色留袖や訪問着、
色無地、付下げなどとのコーディネートをお楽しみ下さいませ。
清らかに美しいひと品です。
西陣の織りどころのひと品を、どうぞお値打ちにお誂えくださいませ。
【 ふくい 織匠十一代目篠屋宗兵衛について 】
フォーマル帯や茶席の帯などに定評ある織元【西陣ふくい】。
その創業は享保元年(1716年)。
現在西陣の現存する織元でも4番目に長い歴史を持つ織元です。
創業者・篠屋宗兵衛の名のもと、300年以上11代に渡り、
帯が綾なすその美しさの真髄を追い求めていらっしゃいます。
その特徴は何よりもお値段以上の質のよさ。
正統派フォーマルのお品からカジュアルの使い勝手の良いお品まで、
非常にお値打ちに制作されていらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金属糸風繊維以外
長さ:4.35m
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 成人式、結婚式・披露宴、入学式・卒業式、七五三のお付き添い、初釜 など
◆あわせる着物 振り袖、黒留袖、色留袖、訪問着 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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