商品番号:1523287
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
一面に広がる繊細な伊勢型模様。
彫り士の職人が丁寧にひとつひとつ型を彫ったものですので、
そのセンスを味わっていただけることでしょう。
見るほどに深みが増すような、奥行きある表情をご覧いただきたく思います。
今回は名門【志都香】の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
使い勝手抜群のセットかと存じますので、
どうかお見逃しなくお願いいたします。
【 色・柄 】
[着物]
穏やかな千草色色を基調とした上質な絹地。
大変細やかな波の柄があらわされました。
大人の女性の気品と小粋さを演出します。
[帯]
手触りの心地よい地は淡い刈安色を基調に織り上げられて。
紗綾型の地模様を浮かべております。
意匠は優美な色彩を用いた葵の模様を表現しました。
優しい配色、細やかな輝き…どれもが、女性本来の心をくすぐり、
ちょっとした所作で放たれるその輝きをお楽しみいただけることかと存じます。
【 東京染小紋について 】
江戸小紋の紋様は、数千種あると言われております。
また型紙の長さは45cmほどですから、
一反の着尺(約12m)を染めるには何十回も型紙を送って染めなければなりません。
極型の江戸小紋を一分の狂いもなく送って糊付けするには、
これもまた熟練した技術が必要です。
このため、伊勢型紙の彫師や江戸小紋の染め師には、
人間国宝に認定された人が何人もおられます。
ご承知の通り、その柄の細かさと難しさゆえに、
いかに職人が最高の技術、細心の注意をもって型付けを行いましても、
どうしても型つぎ、染めむらなしに染め上げることは不可能でございます。
そのため染織加工後に、型のつぎ目、染めむら、
ヘラむらなどを細かい筆とサシ刷毛を用いて注意深く染色補正を行い、
さらに一反一反慎重に検品を行ったのち、
最終的には湯のし加工による蒸気熱によって補正部分の染着を計り、
合格となったお品のみをご紹介させていただいております。
その仕上がりは、スクリーンの平らな仕上がりとは全くもって異なるものです。
[着物]
絹100%
長さ約12.4m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
白生地には浜縮緬地を用いております。
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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