商品番号:1522075
(税込)
【仕入れ担当 更屋より】
涼風通す、気品に満ちた一条…
名門、『西陣まいづる』が織り成した美しい創作力…。
大変軽やかな質感の帯地に、凛とした品格ある
美意匠をこめた一品をご紹介いたします!
数の少ない一条を特別にお値打ちにて入荷致しました。
たった数ヶ月で終わってしまう、夏。
短い季節物だからこそ、こだわりを持ってお選びいただきたい…
見れば見るほどに引き込まれてゆくこの存在感。
まずはお手元にてご覧ください。
【 お色柄 】
独特のシャリ感を感じさせる軽やかな紗地。
すっきりとした表情を見せる地を二枚重ね、
爽やかな涼感のある金箔に輝く流水をそっと覗かせました。
その上にはもう一段目の粗い、紅碧色の紗地を重ね、
銀糸や地に馴染むお色使いにて、色紙文の意匠が
清らかかつ優美な表情に織りあげられております。
二枚が綾なす立体感と透明感。
さり気ない趣味性と、艶感を併せ持ったその帯姿、
おきもの姿で並ばれたときの差は歴然。
ここぞというときの、とっておきの一品として。
訪問着、付下げ、色無地などに合わせてのフォーマルから、
格高い小紋に合わせて、趣味のお席にまで…幅広くご活用下さい。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.29 西陣まいづる謹製
おすすめの帯芯:夏綿芯
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティーなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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