商品番号:1522996
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
京都加茂川畔にて大切にものづくりに取り組まれている小機屋。
おそらくお名前をご存知の方も中々いらっしゃらないのではないでしょうか。
室町の方にも多く出回るわけではございません。
西陣【 村田織物 】が綾なす八寸名古屋帯をご用意いたしました。
大量生産されることなく、ひとつひとつのその粋を吹き込んで。
デザイン性はもちろんのこと、
その素材感へのこだわりも出来栄えに反映され、
趣味性の高い一条を表現しております。
小紋や織りの着物、
特に織りの着物の中でも手織りに力のある紬などにのせていただきますと、
帯も映えることと思います。こだわりの名門が織り成す最高のしゃれ帯。
老舗の帯問屋屋さんから特別に仕入れさせていただきました。
ぜひ、この機会に本物の織り味をご堪能くださいませ。
数少ないこの機会を是非ともお見逃しの無いようにお願いいたします。
【 お色柄 】
真綿を織り込み、しなやかでいて温もりある地。
経縞の畦を織り、
なんともいえない趣を感じさせるオフホワイトの無地でございます。
そして帯耳には藤紫の献上紋がすっと通り
シンプルを極めながらも表情豊かにお洒落な帯姿を創り上げております。
こだわりの詰まった小機屋として
「ものづくり」に対する情熱と自信を窺うことができるでしょう。
個性をキラリと光らせて、数あるカジュアルシーンをお楽しみくださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お洒落街着、ご旅行、気軽なお茶、お食事、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 小紋、お召、織のお着物など
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